2019夏　那覇空港の方へ

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2019夏　那覇空港の方へ　[2019年夏　台湾、クアラルンプールの方へ] [編集]

台湾、桃園空港へ出発の為に那覇空港を訪れました。

今年の3月18日、那覇空港は国内線と国際線がターミナルビルで接続されました。昨年末迄は、遠回りの連絡通路を通ってたんだな。2016年は、まだ更地だった。3年とか、こういう年月か。

拡張される空港や駅は、日常のクソ閉塞感を開放してくれる感じ。過去の政治のレガシーでもある。常に工事が続くのだ、最終形態など誰も知らない世界。横浜駅の永遠っぷりは、そこが魅力となっている。

チューはAだ。モンだらB。毎度おさがわせします、の時代だ。第1話のタイトルは「こんにちはポコチン」。ドラマのタイトルだ、別にオレが悪いわけではないだろ？当時の大学出たての若い女性の先生が、7~8歳も年下の人間達に、おそらく媚びた共感を求めて「毎度おさがわせしますを見ている、面白い」と授業で言っていたな。学の無い人間を教師にするなっていう教訓譚としてのドラマだ。それとも、彼女は僕らのセックスシンボルになりたかったのだろうか？そんな彼女も今も生きていればオバサンもオバサンだろう。先生、勉強は大切だぜ。知ってたかい？

おかげさまで全然勉強をしなかった世間様の役立たずのオレも那覇空港から世界へ出られる。しかもハゲだ。篠ひろ子（ビューティ）のドラマがやっていた高校生の頃から遙か遠くに離れた自己への絶望。今回の旅行で撮った写真は、残念ながらイメージセンサーにホコリが付いていたみたいで、全般的に黒い影がちらほら写り込んでいた。こういうことが、意外と、とっても心に響く。イメージセンサーにはホコリが付くのに、頭皮から髪の毛は抜けてしまった。自ら望まない教育者に対し、取捨選択を出来るほど頭の良い立ち振る舞いが出来なかったな。今思えば、頭の良い人達はそれが出来てたのかもしれない。未だに感情を上手にコントロール出来ない、自らの肉体の現実と向き合える心の強さも無い。