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2020年もうすぐ冬が来る山陰へ7 松江の街へ [2020年もうすぐ冬が来る山陰へ]

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松江駅前、初めて訪れる駅だ。旅行の道中は、初めて見る景色かと思いきや、同じ所を行ったりきたり歯がゆい思いだったり、なんからの類推、観念、憧憬との差異。家へ帰ると結局は普段の生活が始まり、過去の移動の結果でしかなくなる。この移動への焦がれる思いは、生きているという実感かもしれない。そういう風に進化してきた自分の中のDNAに刻み込まれているのかもしれない。駅前は雨が降った後で、この雨後のアスファルトの雰囲気はクアラルンプールや、花蓮や、ホーチミンとは全然違う肌の質感だ。
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観光案内所で案内されたバスで目的地に向かおうとしたけど、出発までまあまあ時間がある。松江駅から出て左側にテルサホールという建物があって、市民広場のような雰囲気なので入ってみた。この建物自体が、鳥取駅周辺との豊かさの格差を感じる。しかし飾られているオブジェは宇宙船を模しているのだろうけど、そもそも、その居住スペースと思われるボディの形状や窓の位置や形、書かれている数字、スポーク状のもので取付けられているパーツの意味が、何を目的として、何の必要性があるのか、という目線で見ると、まったく意味をなしているオブジェではなく、まったくもって科学技術は振興されていない。芸術性があるのかどうかもわからない。なぜ時計は、この予算を持ってしてここにあるべきなのか?しかしワイヤーにぶら下げられていて、張力は、バックミンスター・フラー先生曰く物質の強度を最大限に引き出す、との事で偉大だ。展示の方法が張力なのは素晴らしい。フインキで仕事して、誰がギャラをもらったのか気になるところだ。いや、ごめんなさい、宇宙船を模しているだろうというボクの先入観のフインキがそもそもの間違いかもしれない。まあボクが受けてきた教育が悪い。
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宍道湖、これが松江を豊かにしているのだろうな。今回は鳥取に宿を取ったけど、次回は松江と出雲でゆっくりしたい。
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圧倒的に宍道湖の存在です。
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官庁街とお堀なのか水路なのか。良い雰囲気です。
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昔と今の豊かさなのか、昔だけの豊かさか。良い町並みです。


タグ:松江 島根
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